sonata form[英] Sonatenform[独]
18世紀以降の、ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェンらによって完成された楽曲の構成形式。古典派の作品から交響曲、弦楽四重奏ほか、広く用いられる重要な形式。
一つの楽曲は、提示部、展開部、再現部という3部によって構成されるという形式で、提示部の前の序奏が、再現部のあとにコーダ(最終部)が置かれることもある。
提示部ではメイン・テーマ(第1主題、第2主題ほか)が示され、その後、展開部を経過し、ラストの再現分ではテーマが主調で復帰する、という構成。