ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685〜1750)の自筆の未発表楽譜が発見された。2005年6月8日、ライプチヒのバッハ公文書館が発表した。
この楽譜は、ワイマールにある歴史的なアンナ・アマリア図書館に所蔵されていたもの。同図書館は昨年9月、火事によって壊滅的な被害をこうむったが、大火からからくも持ち出された物品を整理している時に発見された。
この楽譜は1713年、ザクセン・ワイマール公国のウィルヘリルム・エルンスト大公の52歳の誕生日を祝うために書かれたアリア。バッハが宮廷のオルガン奏者として使えていた時代のもので、12節の詩のための弦楽器のスコアだ。
すでにサー・ジョン・エリオット・ガーディナーの指揮によるお披露目コンサートが企画されている。