minuet[英]Menuett[独]
menuet[仏]minuetto[伊]
フランスの田舎のダンスから発展した3拍子の音楽。8小節が繰り返され、中間部に三重奏(トリオ)を持つことが特徴。本来は小さなステップを刻むダンス、という意味。
17世紀、ルイ14世によって宮廷に取り入れられ、カツラを被り、儀礼用の刀を差して舞うという支配者たちの権威的な気分にぴったりのダンス音楽として流行した。
バロック時代の踊りは、その後、ほとんど廃れたが、メヌエットは長く愛され、ハイドンは交響曲にも取り入れている。