大正１２年１月２６日（1923年）作

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　古い童唄にヒントを得たような、子どもの言葉遊びのような詞である。作曲の藤井は、非常にテンポを速く「４分音符＝152」と指定しているが、これは伴奏者の指使いの妙味を聞かそうとしているためで、歌全体をまるで考えていない。しかしテンポをゆったりさせると、月並みなメロディがバレてしまうことに。
　

　　左官が　左官が　藏建てた　
　　おけらが三匹　出て啼いた。

　　大工が　大工が　家建てた
　　お月さん　ぽかんと　眺めてる。

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楽譜 歌詞 伴奏 Ａ４縦 １頁

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〈新民謡-楽譜〉
昭和五年発行『世界音楽全集１３「日本民謡曲集」』

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