『少年唱歌』

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一、
　遠音（とほと）に響く、伴の男達を、
　迎へ祝ふけふぞ、
　鬼にもまさる、益荒男（ますらお）たちを、
　迎へ歌ふいまぞ、
　　國家（よ）の事には、
　　身を捧ぐ、壮快（いさまし）や雄々しや、
　我等も他日（のち）は然（さ）こそ成らめ、
　いさましや、ををしや。
二、
　軍隊（いくさ）の装束（さま）の、厳然（いかめし）猛然（たけし）、
　宜（うべ）も怖る敵（あた）は、
　思へば、もとは、兄弟（はらから）同胞（うから）、
　同じ國の、み民（たみ）。
　　國家（よ）の為には、
　　身を殺す、壮快（いさまし）や雄々しや、
　人たるものは、斯（かく）ぞあらん、
　いさましや、ををしや。

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楽譜 歌詞 Ａ４縦 １頁

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〈唱歌-楽譜〉

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明治３７年発行『少年唱歌』東京　十字屋
近代デジタルライブラリー『少年唱歌』／国立国会図書館