民謡集『別後』 野口雨情著
民謡集『別後』
著者
野口雨情
大正10年(1921年)2月発行
別後
烏
相馬街道
哀別
小室の小笹
麻幹畑
づぶりこ
一軒家
おかよ
雁
濡れ乙鳥
空飛ぶ鳥
枯山唄
霞の中
豌豆の花
草萠
下総のお吉
十文字
渡り鳥
お春娘
芒の葉
螢草
霜枯れ
麦の穂
女工唄
人買船
【関連楽譜検索】
〈資料-図書〉
民謡百選〜日本の風景〜
野口雨情(のぐち・うじょう)
野口雨情
のぐち・うじょう
【作詞】
茨城県出身
明治15年(1882年)5月29日生
昭和20年(1945年)1月27日没
北原白秋
、
西條八十
と並ぶ「童謡三大作詞者」の一人。また大正期から本格化した日本の「流行歌」の基盤をなした人物でもあった。
茨城県多賀郡中郷郡(現・北茨城市)に生まれる。1882(明治15)年に上京し、東京専門学校(現・早稲田大学)に入学したものの家業が芳しくなく翌年に中退。その後、故郷へ帰ったり北海道の新聞社に勤めたりと転々とした。
1918(大正7)年、『金の船』に作詞家として迎えられた頃から頭角をあらわし
「七つの子」
「赤い靴」
といった童謡、
「船頭小唄」
「枯れすすき」などの流行歌の両方で時代を画する作詞家となった。童謡の代表作としてはほかに、
「十五夜お月」
「青い目の人形」
「雨降りお月」
「兎のダンス」
「あの町この町」
「しゃぼん玉」
などが、流行歌では
「波浮の港」
「須坂小唄」
などがある。
写真提供:北茨城市歴史民俗資料館
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