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民謡集『別後』「哀別」 野口雨情
大正10年(1921年)2月発行
民謡集『別後』より
哀別
海は見たれど
海照らず
山は見たれど
山照らず
時雨の雲の
雨の戸に
わがためぬれた
人もあり
中仙道は
山の國
常陸鹿島は
海の國
これがたまだま
五十里の
山を越えたる
別れかよ
烏しば 啼く
しばらくは
山のあなたで
啼けばよい
今宵一夜を
哀別の
涙で共に
語らうよ
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民謡集『別後』 野口雨情著 |
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