民謡集『極楽とんぼ』 野口雨情著
民謡集『極楽とんぼ』
著者
野口雨情
大正13年(1924年)1月発行
旅人の唄
船頭小唄
伊那の龍丘
帰る家なし
春降る雪
津軽平野
暴風の夜
同じ国なら
千羽烏
金網ぐらし
つばくらめ
黒髪
月の出
工場帰り
砧
伊那小唄
小諸小唄
千代の松原
浪枕
機織り唄
米山小唄
上州街道
焦土の帝都
【関連楽譜検索】
〈資料-図書〉
民謡百選〜日本の風景〜
野口雨情(のぐち・うじょう)
野口雨情
のぐち・うじょう
【作詞】
茨城県出身
明治15年(1882年)5月29日生
昭和20年(1945年)1月27日没
北原白秋
、
西條八十
と並ぶ「童謡三大作詞者」の一人。また大正期から本格化した日本の「流行歌」の基盤をなした人物でもあった。
茨城県多賀郡中郷郡(現・北茨城市)に生まれる。1882(明治15)年に上京し、東京専門学校(現・早稲田大学)に入学したものの家業が芳しくなく翌年に中退。その後、故郷へ帰ったり北海道の新聞社に勤めたりと転々とした。
1918(大正7)年、『金の船』に作詞家として迎えられた頃から頭角をあらわし
「七つの子」
「赤い靴」
といった童謡、
「船頭小唄」
「枯れすすき」などの流行歌の両方で時代を画する作詞家となった。童謡の代表作としてはほかに、
「十五夜お月」
「青い目の人形」
「雨降りお月」
「兎のダンス」
「あの町この町」
「しゃぼん玉」
などが、流行歌では
「波浮の港」
「須坂小唄」
などがある。
写真提供:北茨城市歴史民俗資料館
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