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民謡集『極楽とんぼ』「焦土の帝都」 野口雨情
大正13年(1924年)1月発行
民謡集『極楽とんぼ』より
焦土の帝都
一
焼野原見りや
涙が落ちる 落ちるよ
火攻め 火の海
火の地獄 地獄よ
二
ただの 一夜で焼野の原と
なろと思ほか 思はりよか
なろと思ほか
火の地獄 地獄よ
三
焼野原なら
雉子も 啼こに 啼こによ
泣くは火攻めの
人の 群れ 人の群れ
四
親は子を呼び
子は親を呼んで 呼んでよ
声は渦巻く
焔は狂ふ 狂ふよ
五
これが都の
昨日のすがた すがたよ
生きて火攻めは
この世の地獄 地獄よ
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民謡集『極楽とんぼ』 野口雨情著 |
民謡集『極楽とんぼ』
大正13年(1924年)1月発行
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