『野口雨情民謡叢書』 野口雨情著
『野口雨情民謡叢書』
著者
野口雨情
昭和3年(1928年)8月発行
田舎乙女
土蜂
田螺
荷物片手に
土投げ唄
絹の裳裾
岡崎一口唄
銀座の月
山ほととぎす
霧雨
伊奈波音頭
撫子
石の地藏さま
出来事
棉打唄
髱
千羽鶴
鏡
砧
【関連楽譜検索】
〈資料-図書〉
民謡百選〜日本の風景〜
野口雨情(のぐち・うじょう)
野口雨情
のぐち・うじょう
【作詞】
茨城県出身
明治15年(1882年)5月29日生
昭和20年(1945年)1月27日没
北原白秋
、
西條八十
と並ぶ「童謡三大作詞者」の一人。また大正期から本格化した日本の「流行歌」の基盤をなした人物でもあった。
茨城県多賀郡中郷郡(現・北茨城市)に生まれる。1882(明治15)年に上京し、東京専門学校(現・早稲田大学)に入学したものの家業が芳しくなく翌年に中退。その後、故郷へ帰ったり北海道の新聞社に勤めたりと転々とした。
1918(大正7)年、『金の船』に作詞家として迎えられた頃から頭角をあらわし
「七つの子」
「赤い靴」
といった童謡、
「船頭小唄」
「枯れすすき」などの流行歌の両方で時代を画する作詞家となった。童謡の代表作としてはほかに、
「十五夜お月」
「青い目の人形」
「雨降りお月」
「兎のダンス」
「あの町この町」
「しゃぼん玉」
などが、流行歌では
「波浮の港」
「須坂小唄」
などがある。
写真提供:北茨城市歴史民俗資料館
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