『野口雨情民謡叢書』「銀座の月」 野口雨情
昭和３年（1928年）８月発行
『野口雨情民謡叢書』より
銀座の月
野口雨情
銀座照る月ァ
田舎を照らす
月と名がつきや
二つとないに
済まぬ気がした
十五夜さまよ
わしの眼の
性
（
せい
）
か
銀座で見たりや
麻の葉つぱで
こさへたやうに
丸いお月が
三角に
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『野口雨情民謡叢書』 野口雨情著
『野口雨情民謡叢書』
著者
野口雨情
昭和３年（1928年）８月発行
田舎乙女
土蜂
田螺
荷物片手に
土投げ唄
絹の裳裾
岡崎一口唄
銀座の月
山ほととぎす
霧雨
伊奈波音頭
撫子
石の地藏さま
出来事
棉打唄
髱
千羽鶴
鏡
砧
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