すててこ .... 初代 三遊亭圓遊
明治13年(1880年)流行
すててこ
原作者 吉原の幇間民平
すててこ
初代三遊亭圓遊
明治40年11月26日没
◆向ふ横丁の御稲荷さんへ
一銭あげて
ざっと拝んでお仙が茶屋へ
腰をかけたら 澁茶を出して
渋茶よこよこ横目で見たらば
米のだんごか土のだんごか
お 團子だんご
まだまだそんな事っちゃ
眞打にゃなれぬ
あんよを叩いてしっかりおやりよ
おまはんの足だと思っちゃいけね
ひとの足だと思ってお叩き
◆山崎の渡し場で
ちらと見かけし五十 兩
あとから定九郎とっちゃん待ちね
金ではないよ
御先へどんど
◆さても酒席の大一座
小意氣な男の振事や
端唄に大津繪、字余り都々逸
甚句に活惚れ賑かで
藝者に浮かれて皆様御愉快
お酌のすててこ、太鼓を叩いて
三味線枕でゴロニャンゴロニャン
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