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昭和五年発行『世界音楽全集１３「日本民謡曲集」』に採録されています。

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赤いあの娘に雪がふる
おしろいつけなと雪がふる
力いつぱい薪を割りや
松の匂ひのあたらしさ。
　
雪や氷も花とさく
手織木綿に胡麻油
タボのつん出た赤い髪
ぬか味噌の香のいぢらしさ
　
あかいあかぎれ火にほてる。
宵のかまどの火にほてる
幼いころのもゝの花
小さい乳房もまたほてる。
　
茶碗洗へば音がする
時雨月夜の音がする
白い貝がらサと捨てりや
春の月夜になりました。

【作曲者は、著作権保護期間中です】

〈新民謡-楽譜〉

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昭和五年発行『世界音楽全集１３「日本民謡曲集」』