明治４２年（1909年）５月３１日　発行
『中等唱歌』

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一、
　　朝日（あさひ）のぼる海（うみ）の面（おも）に
　　　光（ひかり）帯（お）びて飛（と）ぶや鴎（かもめ）
　　人（ひと）はづとふ濱（はま）の網引（あびき）
　　　獲物（えもの）祝（いは）ふ其（そ）のこゑ
二、
　　眼路（めぢ）の限（かぎ）り一（ひと）つ色（いろ）を
　　　水（みづ）と空（そら）とわかつ白帆（しらほ）
　　浪（なみ）は躍（おど）る巖（いは）のあたり
　　　眞玉（またま）みだれ雪（ゆき）ちる
三、
　　浦囘（うらわ）かけて注（そゝ）ぐ雨（あめ）に
　　　急（いそ）ぎ歸（かへ）る海人（あま）の小舟（をぶね）
　　沖（おき）の風（かぜ）に雲（くも）は晴（は）れて
　　　くまもなしや月影（つきかげ）

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楽譜 歌詞 Ａ４縦 １頁

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〈唱歌-楽譜〉

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明治４２年発行『中等唱歌』東京音楽学校編