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詩集『枯草』「十二橋」 野口雨情
明治38年(1905年)3月発行
詩集『枯草』より
十二橋
ほんに 潮来へ
おいでなら
佐原 来栖に
お茶屋がござろう
姉さ召しませう
のう姉さ
花のかむろが 後朝の
涙は雨で降るぞへのう
一夜かりねの
手枕に
旅の 妻と唄はれて
明日は恥しのう姉さ
皐月照れ照れ
菖蒲も植ゑよ
お女郎見ましよか十六島は
雨の降るのに花が咲く
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野口雨情 |
のぐち・うじょう
明治15年5月29日〜昭和20年1月27日
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詩集『枯草』 野口雨情著 |
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野口雨情の書籍 |
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