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童謡集『青い眼の人形』「重い車」 野口雨情
大正13年(1924年)6月発行
童謡集『青い眼の人形』より
重い車
牛の 顔を 見てゐたれば
涙がこぼれた
重い車を 曳かせられて
泣いてゐるんだよ
可哀想で 可哀想で
しやうがない
牛の足を 見てゐたれば
足が 痩せてゐた
重い車を 曳かせられて
痩せてゐるんだよ
可哀想で 可哀想で
しやうがない
重い車を 曳きながら
ぢーつと 後を見た
仔牛に 逢ひたくて
後を見るんだよ
可哀想で 可哀想で
しやうがない
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童謡集『青い眼の人形』 野口雨情著 |
童謡集『青い眼の人形』
大正13年(1924年)6月発行
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