明治２１年（1888年）５月１４日　発行
『明治唱歌 第一集』

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一、
　　日本男兒（につほんだんじ）のまごころは
　　　君（きみ）が代（よ）まもる國（くに）の楯（たて）。
　　事（こと）あるときには進（すゝ）むべし。
　　　うしろを見（み）せず進（すゝ）むべし。
　　雪（ゆき）に路（みち）なき山（やま）までも
　　　波（なみ）にはてなき海（うみ）までも。
二、
　　日本男兒（につほんだんじ）のまごころは
　　　はらから守（まも）る國（くに）の城（しろ）。
　　忠義（ちゆうぎ）の鎧（よろひ）をみにきつゝ
　　　いのちをすてゝむかふべし。
　　あさゆふみがく真心（まごころ）を
　　　挫（くじく）な折（を）るな國（くに）のため。
三、
　　日本男兒（につほんだんじ）のまごころは
　　　せんぞを守（まも）る國（くに）の垣（かき）。
　　いさををたてゝ後（のち）の世（よ）に
　　　くちせぬ譽（ほまれ）のこすべし。
　　せんぞに承（う）けたる魂（たましひ）を
　　　みがきて照（て）らせわが國（くに）を。

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楽譜 歌詞 Ａ４縦 １頁

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〈唱歌-楽譜〉

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明治２１年発行『明治唱歌　第一集』