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民謡集『極楽とんぼ』「船頭小唄」 野口雨情
大正13年(1924年)1月発行
民謡集『極楽とんぼ』より
船頭小唄
一
おれは河原の
枯れすすき
同じお前も
枯れすすき
どうせ二人は
この世では
花の咲かない
枯れすすき
二
死ぬも生きるも
ねーお前
水の流れに
何に変ろ
おれもお前も
利根川の
船の船頭で
暮らさうよ
三
枯れた 真菰に
照らしてる
潮来出島の
お月さん
わたしやこれから
利根川の
船の船頭で
暮らすのよ
四
なぜに冷たい
吹く風が
枯れたすすきの
二人ゆゑ
熱い涙の
出たときは
汲んでお呉れよ
お月さん
五
どうせ二人は
この世では
花の咲かない
枯れすすき
水を枕に
利根川の
船の船頭で
暮らさうよ
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民謡集『極楽とんぼ』 野口雨情著 |
民謡集『極楽とんぼ』
大正13年(1924年)1月発行
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