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詩集『朝花夜花』「鳴子引」 野口雨情
明治40年(1907年)1月発行
月刊詩集『朝花夜花』より
鳴子引
淀の河原の
雨催ひ
荻の真白き
穂はそよぐ
いそげ河原の
川舟に
菅の小笠の
鳴子引
河原鶸啼く
淀川の
小笠かづぎし
花 娘
河原蓬の
枯れし葉に
かへる小舟の
艪が響く
唄へ花妻
花 娘
淀の川舟
日が暮れる
菅の小笠に
三日月の
眉をかくせる
鳴子引
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野口雨情 |
のぐち・うじょう
明治15年5月29日〜昭和20年1月27日
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月刊詩集『朝花夜花』 野口雨情著 |
月刊詩集『朝花夜花』
明治40年(1907年)1月発行
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