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民謡集『おさんだいしょさま』「磯原節」野口雨情
大正15年(1926年)6月発行
民謡集『おさんだいしょさま』より
磯原節
一
末の松並
東は海よ
吹いてくれるな
汐風よ
風に吹かれりや
松の葉さへも(オヤ)
こぼれ松葉に
なつて落ちる
二
お色黒いは
磯原生れ
風に吹かれた
汐風に
啼いてくれるな
渚の千鳥(オヤ)
末の松並ア
風ざらし
三
波はどんどと
小磯に打てど
打つは仇波
音ばかり
風にやさらされ
波にはもまれ(オヤ)
沖の磯石ア
ひとりぽち
四
汐は引き汐
まだ月ア出ない
出れば東が
白くなる
夜明け千鳥か
あの啼く声は(オヤ)
たより少ない
声ばかり
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民謡集『おさんだいしょさま』 野口雨情著 |
民謡集『おさんだいしょさま』
大正15年(1926年)6月発行
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